新CFT(コフト)

建設業災害防止協会(建災防)が行う職長及び安全衛生責任者教育の講師の資格です。RST(労働省方式現場監督者安全衛生教育トレーナー)の建設コースと同じ目的です。

目次

講習の内容

職長への安全衛生教育のカリキュラムとそれぞれの科目の時間数は法律で決められていますが、この講師養成講座の内容も同様です。表現が異なっているため項目数は少なく見えますが、RSTの建設コースと同じ内容です。

新CFTは、建設業に特化していて、さらに4日間に凝縮しています。

  1. 安全衛生責任者の職務等
  2. 職長及びトレーナーの役割と教育の進め方
  3. 統括安全衛生管理の進め方
  4. 労働者に対する指導・監督の方法
  5. 災害事例研究(判別討議)
  6. 作業設備及び作業場所の保守管理
  7. 教育技法、役割演技
  8. 異常時のおける措置
  9. リスクアセスメント手法

4日間は原則的に宿泊で朝体操をしてから朝食、その後講習という流れです。

講習会場

建設業労働災害防止協会の建設業安全衛生教育センターで行います。

〒285-0003 千葉県佐倉市飯野852

最寄り駅は、京成佐倉駅ですが、かなり離れています。時間に余裕をもって移動しましょう。専用バスも出ています。

建物は、他の研修・講習でも使用されているため、宿泊エリアと教室エリアが別れていて、それなりの広さがあります。屋外での実技講習も行っています。私は、総合建設業店社安全衛生スタッフコースを受講したときに宿泊しました。

宿泊室は、寝るだけのスペースといった感じです。Wi-Fiは繋がりますがテレビはありません。どうしてもみたい場合は、パソコンやタブレットなどで見るしかありません。

浴室と洗面所は宿泊室とは別になっており、洗面用具やタオルは持参しました。寝間着は置いてあるので使えますが、朝のラジオ体操の時には来て出てはいけません。

食事は食堂でします。普段はとても美味しいと評判だと職員の方がおっしゃっていましたが、私が利用したときは、コロナの特別対応で、市販のお弁当でした。当然、アルコールもNGになっていたので、少し特殊なタイミングでしたが、講習会で仲良くなるケースもあるようです。近所には、店はなく買い出し等にも出掛けにくいので、必要なものは、会場に行く前にしっかり用意していきましょう。

講習日程

講習日程は、RSTと比べると非常に少なく、その上、一回の定員は同じ20名のため、すぐに満員になってしまいます。

ちなみに2023年1月23日現在では、2022年度内の講習はすべて満員です。次年度の予定が掲載されたら早めに申し込みましょう。

受講料

¥130,020ー

テキスト代、食事代、宿泊代、消費税が込みです。

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